エクセルファイルのアイコン(ショートカット)をダブルクリックしても開かない






今年の3月からMicrosoftのOffice 365 Soloを利用していますが、
ダウンロード、インストールなど使用にあたっての設定も無事完了。
先日はじめてExcelファイルを開こうとしたときのことです。

以前から使用しているデスクトップ上のエクセルファイルのショートカットをダブルクリックしたのですが、Excelそのものは開くのですが、当該のファイルがいつまでたっても開きません。

そこで、むかしよくあったDDE(Dynamic Data Exchange)を疑い、Excelのオプションにある、「Dynamic Data Exchange(DDE)を使用する他のアプリケーションを無視する」の項目がどうなっているかを確認してみました。

図1
ファイル→オプション→詳細設定→全般

実は、この種のトラブルは私の個人的な記憶では、Windows 2000やXPの時代にExcelでよくあった事例です。
この項目にチェックが入っているとExcelファイルをアイコンのダブルクリックでは開けないという現象でした。
ちなみに、以前のExcelでは単に「他のアプリケーションを無視する」だったように思います。

今回もてっきりこれが原因かなと、ある意味懐かしく感じながら、簡単に考えていたのですが、確認したところ予想に反して「チェックが入っていない」ではありませんか。
確かExcelのデフォルトではチェックは入っていないので、初期設定のままなのでなんら問題ないはず。
ということは、他に原因あり。

そこで、次に考えたのが「Excelの修復」です。
私の場合、Office2010からOffice 365 Soloに乗り換え、その後、Office2010をアンインストールしました。
こうしたケースの場合、不具合が出るということを以前聞いていたの
で、修復を試してみることに。
<「Excelの修復」の手順>

コントロールパネルの「プログラムと機能」で「Office 365 Solo」をアンインストールではなく、「変更」項目を選ぶ。

「Officeプログラムをどのように修復しますか?」「クイック修復」を選択。しばらく待ちます。

修復が終了するとこの画面が出る。
修復が終了するとこの画面が出る。

 

修復が完了となったら、当該ファイルをダブルクリックして開くかどうか確認する。
通常はこの段階で解決するのでしょうが、私の場合当該ファイルをダブルクリックしたところ、次のようなエラーメッセージが出ました。

図3
調べてみると、上述の修復作業の結果、オプションの「Dynamic Data Exchange(DDE)を使用する他のアプリケーションを無視する」項目に、
自動的にチェックが入ってしまったからのようです。
チェックを外し、再度当該ファイルをダブルクリックしてみると、今度は正常に開くことができました。

*作業が一段落した状態で、試しにオプションの「Dynamic Data Exchange(DDE)を使用する他のアプリケーションを無視する」に
もう一度、手動でチェックを入れて当該ファイルをダブルクリックしてみたところ、例のエラーメッセージが表示され開けませんでした。
どうやら、チェック入りだとエラーメッセージが出るような仕様に変更されたようです。

以前から、この種のトラブルは解決方法はだいたい分かっていたのですが、 「Dynamic Data Exchange(DDE)を使用する・・・」項目に自動的にチェックが入ってしまう原因が未だに掴めません。

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