クラシックは煌びやかな財宝が眠る宝島


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遠い昔、わたしが通った小学校では、放課後の帰宅の時間になると、チャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」をバックに、校庭で遊んでいるわたしたちに帰宅を促す校内放送を行っていました。

当時、その曲が誰の作曲で何という曲名なのかなど知る由もないわたしでしたが、耳に心地よい綺麗な曲だということは感じとっていたのです。
それともうひとつ、この曲は「夕暮れのもの悲しい情景にピッタリの曲だな~」と子供ながらに思ったことでした。

その後、ロシアの作曲家チャイコフスキーの作品であることを知ります。さらに、この人は他にどんな曲を作っているのだろうという好奇心が生まれます。その好奇心は期待となり、クラシックを大好きになるキッカケとなっていったのだと思います。

当時は、レコードを買うことなどできませんから、ラジオ放送で専ら新しい曲を知り、情報を得ていました。

そうした手段でその後、チャイコフスキーについても多くのことを知ることになります。ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、白鳥の湖、そして悲愴交響曲など、彼の作品はどれも名曲でロシア民謡をベースにしたメロディーの美しいのが特徴です。その他にも挙げれば切りがないほど彼には名曲がたくさんあります。

そう考えると、チャイコフスキーはわたしにとってクラシックの原点といえます。更に、クラシックという世界に出会ったということは、わたしにとっては宝島に辿り着いたようなものです。
何故なら、そこでは掘り起こせば次々と素晴らしい名曲という宝物を発見できるからです。

ですから、わたしに於けるクラシックという遺跡発掘調査は放課後もまだまだ続きます。
こんな感じでクラシックの話題に触れていきたいと思ってます。

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