JAZZで一番よく聴くナンバーは

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クラシック、ハワイアン、ジャズ、ソウル系、ロックなど音楽に対しての関心は、自分でもかなり欲張りだと感じています。
そんな訳で、わたしの日常生活に占める音楽の時間はかなりなものです。在宅のときは勿論のこと、外出時でも音楽プレーヤーは欠かせません。

そんな中、果たして自分が一番よく聴く音楽っていったい何だろうと疑問に思ったことがあります。
ジャンルではなく特定の曲のことです。
いわゆる、「My Favorite Song」です。

iTunesなどの音楽管理ができる再生ソフトの再生回数で、ある程度の見当はつきますが、それ以外にオーディオ機器でも別途鑑賞することがありますから、なかなか難しい統計的判断になります。

「何気なく思いついた疑問だから、そんなに真剣に考える必要ないんじゃない」といったお言葉が聞こえてくるようですが...

そこで、頭をフル回転して導き出した結論は、
ジャズではジム・ホール(JIM HALL)のアルバム「CONCIERTO」に収録されている「アランフェス協奏曲(Concierto De Aranjuez)」
結果的には、統計的なものよりも大雑把なイメージから選んだように思います。

Jim Hall CONCIERTO アランフェス協奏曲
Jim Hall CONCIERTO

原曲は、スペインの作曲家 ロドリーゴ(Rodrigo)の代表曲「アランフェス協奏曲」の第二楽章Adagioです。

本来は10分前後の長さの楽章ですが、このジム・ホールのアルバムでは19分18秒のロングバージョン演奏になっています。

 

ジャズ音楽は、クラシック音楽の名曲をアレンジし、演奏することがかなり古くから行われてきました。と言うよりは、クラシックに限らず多くのジャンルの曲がジャズミュージシャンに採り上げられて名曲となったケースは多いのです。むしろそのことがジャズの最大の特徴であるとも言えます。

このアルバムが発表された1975年前後は、ジャズの世界に新たな潮流、いわゆるクロスオーバー・ジャズとかフュージョンと呼ばれる音楽が台頭し、確立されていた時代で、デオダート、ボブ・ジェームスなどはその代表的なミュージシャンでした。あのマイルス・デイビスでさえ、この流れを無視できず傾倒した時期もあったほどです。

その当時は個人的にはそんな時代に発売された一枚(当時はLPレコード)ぐらいとしか考えていませんでしたから、大いなる期待感もなく購入したように記憶しています。(いま思えば、アルバムジャケットが何かをわたしに語りかけていたのかも知れません。)

ところが、針を下せば予期せぬ名盤との出会いではありませんか。
訂正、名盤というのは後々に語られ、貼られる栄誉あるレッテルですから、この当時としては「ご機嫌なアルバム」に出会えたといったところでしょうか。

アルバム収録曲の演奏スタイルのほとんどは彼の初リーダーアルバム「ジャズ・ギター」とほとんど変わらぬ路線ですが、最後の「アランフェス協奏曲」で一転。その瞬間、新しいジム・ホールを発見したような新鮮さと驚きを感じたものです。

JimHall 1957年発表 アルバム「Jazz Guitar」
1957年発表 アルバム「Jazz Guitar」

 

このアルバム全体を通じて感じるのは、どの曲もスムーズで曲の流れに無理がないということです。アレンジの妙とでも言えば良いのでしょうか。ですから、聴いていて心地よく、聴き終えた後のあの爽快感はなんとも不思議です。

演奏時間19分18秒が長いと感じたことは、これまで一度もありません。それどころか、この曲がいつまでも続いてくれればとさえ思うほどです。

因みに、円熟期のショーン・コネリーを思わせるジム・ホールの風貌も彼の音楽性ともに、わたしにとっては親しみを覚える要因になっています。
大好きなジャズミュージシャンのひとりです。

こんな感じでJAZZの話題に触れていきたいと思ってます。

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