Adobe Photoshop CC 2015が起動時にフリーズ

昨年からAdobe Creative CloudのPhotoshop CCを年間契約で利用しています。
この一年、これといったトラブルもなく普通に使っていましたが、先日起動してみると、例の必要ファイルを読み込み後、起動はしたのですが、
初期画面に前回作業していた画像ファイルがそのまま残った状態で表示されました。どうも様子が変なのです。

記憶では、作業ファイルを保存してPhotoshopを終了したはずだったのですが、私の記憶よりもパソコンの方が信頼性があります。
恐らく、何らかの原因で正常終了しないまま終わらせたのでしょう。

この件に関してはいくら追及しても致し方ないので潔く諦めることとして、早速、解決方法について触れたいと思います。

調べてみると、Photoshopには、私たちがカスタマイズした各種設定など、多くの情報を「環境設定ファイル」として、一定の場所に毎回保存するようになっているようです。

このファイルが異常終了などあった際、不完全な状態で上書き保存され、次回起動した時にその不完全な内容のファイルが読み込まれるため、フリーズ等の不具合が発生するようなのです。

それでは、そうなった場合どうすればよいのか。
結論から言うとPhotoshopのヘルプによれば、方法はとても簡単です。

<操作手順>

  1. Photoshop CCを起動と同時に
    Windowsの場合はCtrl+Alt+Shift キーMacの場合はCommand+Option+Shift キーを同時に押し続ける。
  2. 次のような画面が表示されるので「はい」ボタンを押す。
    環境設定ファイルを削除
    図A 環境設定ファイルを削除

     

  3. 環境設定ファイルが初期化され、通常通りPhotoshopが開く。

以上で操作は完了ですが、一番のポイントはPhotoshopの起動と手順「1.」のショートカットキーの押すタイミングです。
チョッと遅れると不具合状態のままのPhotoshopが立ち上がってしまいますので注意してください。

*詳細について知りたい方は次のPhotoshopヘルプを参照ください。
https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/kb/cq02162112.html