2010年にデル(DELL)のオンライン・ストアで購入した
デスクトップPC「Studio XPS 435T」。
当初、Windows 7 Professional搭載のOSもアップグレードを重ね、
今ではWindows 10 Proに。
今回は、そんなデルのデスクトップPC「Studio XPS 435T」のWindows 10に辿り着くまでの紹介です。
実のところ、「Studio XPS 435T」はWindows 8アップグレード時点で、
メーカーのサポート対象外の扱いだったようです。
しかしながら、難なくインストールはできたのです(サポート外は後々に知る)。
そんなことってあるのだろうか?
いま思えば、確かにWindows 8アップグレード後は動きに不安定さはありましたが、それでも何とか動いてくれていました。
(Windows 8、8.1が短命だったことで、使用期間が短かったことや、影響するハードウェアが私の場合なかったのが良かったのかも知れません。)
そんなころ、ご存知のマイクロソフトによるWindows 10への移行呼びかけがPC画面上に頻繁に出るようになり、アップグレードの無償期間(*1)も設定されていたことから、しかたなく2016年の初めころにWindows 10 へアップしました。
移行後のPCの調子はマズマズだったように記憶しています。
しかしながら、そんな安定期間も長くは続かず、夏ころには冷却ファンの暴走とともにファン音が目立つようになったのです。
同時に、様々のエラーメッセージが頻繁に出るようになったのです。
調べてみると、エラーについてはWindows 10のアップグレードとは直接関係はなく、フリーソフトのインストールや削除の繰り返しなどによるファイルの一部欠損によるものではないかとの見解でした。
ところが、冷却ファンの暴走についてはネット上でも同じような事例はあるものの、見解がマチマチで決定的な解決策は見つかりませんでした。
どうやらWindows 10のある種の更新プログラムが原因のようなのですが・・・
原因はある程度絞れたものの決定打に欠け、欲求不満状態がしばらく続きました。
そんな訳で、このような状況ではイライラが募るばかり。、
精神衛生上も良くないと判断。思い切ってOSのリカバリー(リストア)を行うことを決断したのです。
先ずは必要なデータのバックアップです。
また、周辺機器(代表的なのがプリンター)などの各種ドライバの準備も事前にしておけば、後々の作業はスムーズに運びます。
私のように購入時のPCがWindows 7だった場合、当初のライセンスを活かすためには初期状態からの復元が必要で、
Windows 7→Windows 8→Windows 8.1→Windows 10という段階を踏まなければいけないので非常に厄介でした。
また、それぞれのOSの更新プログラムもその都度インストールしなければなりません。
更に、リカバリー以前入っていたアプリケーションも当然のことながらインストールすることになります。
考えただけでもゾッとしますが、快適なパソコンライフを取り戻すにはこれらの作業は避けて通れません。
このようにOSのリカバリー作業では、タップリの時間とある程度の忍耐力が必要なことを覚悟しましょう。
また、メーカーのサポートページなども充分参考にしながら作業を進めてください。
これまでの経験から、もっとも厄介で時間がかかったのが、更新プログラムのダウンロードとインストール作業です。
古いOSほど更新プログラムが累積していてその数は半端ではないからです。(Windows7で200個くらいです。)
Windowsのインストールにかかった時間よりも更新プログラムの処理の方が大変だったというのが正直なところです。
尚、この更新プログラムの苦労談については、2015年12月20日投稿の「リカバリー後のWindows7、シャットダウン後の更新プログラムに苦しむ」の記事を参照ください。
努力の甲斐あって、リカバリー後のPCは動きも心持ち軽快でレスポンスが良くなった気がしました。
ちなみに、私の場合HDDを新しいものに交換(容量は前と同じ1TB)してのリカバリー作業でした。
こうして見事?生まれ変わったわが愛しのPC「Studio XPS 435T」ですが、そんなPCにまたまた悲劇が!
それについては次回の投稿(パソコンからピッピッピッの警告音が・・・)で。
To be continued(パソコンからピッピッピッの警告音が・・・)
*1:マイクロソフトによるWindows 10無償アップグレードは2016年7月29日まで。
但し、障がい者向けの無償アップグレードは今でも継続しているようです。
「始まりは冷却ファンの暴走、そして最後はOSのリカバリー(リストア)をすることに」への1件のフィードバック